2017年6月の星の動き

 

大変お待たせしました。
もう6月に入って6日も経ってしまいましたが(汗)
今月も2017年6月の星の動きをお届けします。

この1か月を過ごす際の
参考にしていただけましたら幸いです。

 

★6月の星の動きまとめ

 

6/1(木)21:42 上弦の月@おとめ座11度
6/5(月)1:17 火星がかに座入り
6/6(火)16:26 金星がおうし座入り
6/7(水)7:12 水星がふたご座入り
6/9(金)22:10 満月@いて座18度
6/9(金)23:21 木星の逆行終了@てんびん座13度
6/16(金)19:34 海王星の逆行開始@うお座14度(~11/22)
6/17(土)20:33 下弦の月@うお座26度
6/21(水)13:24 太陽がかに座入り@夏至
6/21(水)18:54 水星がかに座入り
6/24(土)11:31 新月@かに座2度

 

6月の太陽について

太陽は、あなたの自己実現の方向性を示してくれる天体。
それゆえ私は主に夢や目標、目指すところと解釈していますが、
お仕事や社会的に担っている役割、公的な立場なども太陽の管轄となります。

 

毎日の星読み雑感でもお伝えしていましたが、
5月終わりから6月頭にかけて、
太陽には木星(120)と海王星(90)の2つの星が関わっていました。

木星も海王星も
いずれも拡大させる力を持っている星なのですが、

太陽と木星の関わりでは、
やりたいことは増える、けど、
決して混乱したり不安になることはなく、
夢や目標に対して前向きな気持ちで向かい合い、
必要な情報を積極的に集めたり、
状況に応じて柔軟に対応することができたと思います。

一方、太陽と海王星の関わりは、
海王星の太陽に与える影響力が極端なので、
良い形に出れば、
夢や目標、やりたいことのヴィジョンがどんどん出て、
今までになかったアイデアが浮かんできたでしょうし、
これがネガティブな形に出てしまうと、
夢や目標を見失って不安になったり、
自分がどうしたいのかが分からなくなったり、
地に足が着かないようなフワフワとした感覚に
なりやすかったかもしれません。
(夢や目標が広げられすぎて
どこを見ればいいかわからなくなった結果、なんですけどね)

 

このように広げられた太陽は、
6/9~10頃(ちょうど満月の日辺り)から
土星と真正面で向かい合い、
現実感のあるほどよいサイズに
“ダイエット”させられる形となります。
(ピークは6/15)

ここで改めて
自分の夢や目標、目指していく方向性はコレだ!と
腹を括れそうですし、
着実に形にしていくための流れを
後押ししてくれそうです。

 

ただ、この太陽と土星の配置は、
少し真面目すぎる側面があるので、
「この目標を達成するためには
○○をしなければ!○○であらねば!」と堅苦しくなりやすいのですが、

6/19をピークに天王星が太陽と関わってくれると、
「あっ、もう少し気楽でいいのかも」と気づけたり、
王道の進め方と自分らしいやり方の良いとこ取りをして
進んでいけるのではないかなーと思います。

 

また、今月の21日には
“夏至”すなわち、太陽のかに座入り、という
太陽のサイクルにおけるひとつの節目を迎えます。

ビジネスシーンで使う「四半期」でたとえるなら、
占星術の世界においては、
第1四半期が、太陽がおひつじ座(春分)~ふたご座にある時期、
第2四半期が、太陽がかに座(夏至)~おとめ座にある時期、
第3四半期が、太陽がてんびん座(春分)~いて座にある時期、
第4四半期が、太陽がやぎ座(冬至)~うお座にある時期、
と、割り当てることができます。

つまり、太陽が夏至に入ると、
第1四半期が終わって、第2四半期がスタートする
サイクルの節目に当たる、ということです。

 

春分の日から夏至までの流れは、
陰陽のエネルギーのバランスが取れたところから、
陽のピークに向かって進んでいくので、
とても大きな成長力を持っています。

夏至から秋分の日に向けては、
“実りの秋”を迎えるために
春分から夏至の間に培ったものを
より発展させていく流れとなりますから、

叶えたい夢や達成したい目標がある方は、
9/23の秋分の日をひとつの目処として
行動を起こしていかれるといいでしょう。

(でも、これはあくまで太陽を中心にして見た流れで、
個人個人のバイオリズムの星の流れとは関係ありませんから、
ご自身の「動きたい!」「休みたいー」という感覚も
大切になさってくださいね)

 

来月の太陽は、
海王星(120)、木星(90)、冥王星(180)
天王星(90)の影響を受け、
春以来の大きな変化を迎えますので、
また今とは違う意識が生まれるかもしれないということを
ちょこっと頭の片隅に入れて過ごしていただいてもいいかなーと思います。

 

6月の水星について

今月の水星は、忙しいです。

まず、6/7にふたご座に入り、
6/21にかに座に入り…と、
とてもスピーディーに進んでいきます。

また、今月中は、
木星、土星、天王星、海王星、冥王星と
常に大きな星と関わるため、
水星が管轄する私たちの知性・思考において
慌ただしい動きがあることが予測できます。

 

実際の流れとしては、、、

6/7に水星がふたご座に入ったあと、
数日間は他の星から孤立しているのですが、
6/11頃から木星(120)、海王星(90)の影響を受けはじめ、
6/14にピークを迎えます。

その後、6/16頃から
今度は土星と真正面で向かい合い、
こちらは6/19にピークとなります。

 

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
このふたご座に入った水星の流れは、
上に書いた太陽がふたご座にある間の流れを追うように
同じ形で展開していきます。

ただ、太陽ではなく水星なので、
夢や目標ではなく、
知性や思考の側面で表現されるため、
体感される事象としては異なってきます。

 

具体的には、
水星と木星・海王星が関わっている期間(6/7~14)は、
知的な興味の方向性が大きく広がりやすいので、
知識欲・学習欲はアップしやすいでしょう。

水星ふたご座の強みは、“マルチさ”なので、
一つのジャンルに絞らず、
興味を持ったらどんどん情報を仕入れたり、
習いに行ったり、話を聞きに行ったりするといい思います。

柔軟性もアップするので、
人の考え方に対しても穏やかな姿勢で
耳を傾けられそうです。

でも、集中力は散漫になりやすく、
特に水星と海王星の関わりは、
うっかりミスや勘違いなどを暗示する配置ですから、
連絡のやり取りやコミュニケーション全般、
細かな事務作業等をされる際には
どうぞ気を引き締めて、慎重に。

 

6/16~19頃まで
水星と土星が関わっている時期は、
水星と木星・海王星が関わっている時期に
広げに広げた興味の方向性を絞っていく流れになるでしょう。

もう少し踏み込んで勉強してみたくなる、とか、
何かしら掘り下げてみたくなることもあるかもしれません。

慎重さや根気強さは出てきやすいので、
地道な作業をするのにもオススメな時期です。

 

で。
今月は、水星のお話はまだ続きます。(長ー!)

 

6/21に水星がかに座に入ると、
同じくかに座の太陽とピタリと重なります。

ここで太陽が管轄する夢や目標と
水星が情報収集してきたものとの
すり合わせが行われるようなイメージです。

6/24には新月もありますし、
これからのことをじっくりと考えるのに
ちょうどいいタイミングとなるでしょう。

 

そのあと、水星は火星に近づきながら、
6/28に木星(90)、海王星(120)
6/30に冥王星(180)と関わります。

ホント、今月の水星は、
月末まで息つく暇がないー。(笑)

 

水星と火星が近づくと、
知性の働きが活発になりやすいですし、
考えたこと(水星)を
即、行動(火星)に移しやすくなります。

ここに木星や海王星や冥王星が関わるので、
(もちろん、これらの星に影響を受けるのは、
水星だけではなく火星も一緒です)
今月で一番物事が大きく動きやすいのは、
この月末辺りかなーと思います。

 

きっと楽天的になりやすいハズなので、
行動を起こす際もそんなに躊躇せず
勢いでエイッ!と一歩踏み出せそうです。

まぁ、正直、
楽天的というかお気楽な感も強いのですが、
これくらいのゆるさがなければ
動き出せない方もいらっしゃると思うので、

直感的なひらめきがあったり、
気持ちがピークに達して抑えきれなくなったら
GOサインだと捉えて動いてみましょう。

 

また、もし可能であれば、ですが、
何かしら行動を移すときに、
この月末の場合は、
自分のためだけのプラス、ではなく、
周りの人にとってもプラスかどうか、を
意識できる良さそうだなーと思います。

自分の行動が
みんなの喜びにもつながる。
喜びの輪が水紋の様に大きく広がっていく。

そういう形になれば、
より良い追い風がやってきそうな気がします。

 

(でも、今月は金星が
自己満足が最重要のおうし座にありますから、
まずは誰よりも自分が満たされているということも
大切にしてくださいねー。
みんなの喜びのために自分の喜びを犠牲にしないこと!)

 

—————

今月の星の動きは、以上です。

ここに書ききれなかった日々の細かな星の動きに関しては、
「毎日の星読み雑感」にてお届けいたします。

それでは、この6月が
あなたにとって実り多き素晴らしい時間となりますように。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。

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ABOUTこの記事をかいた人

2010年より「星読み師」としてプロ活動を開始。 太陽みずがめ・月おうし。ASCふたご座。大阪出身。
「自分嫌い」「超ネガティブで卑屈」「生きるのつらい」という状態から、星読みと心の観察を通して「自分OK」「ゆるゆる前向き」「生きるの楽しい」な状態へと変化させた自身の経験をベースに、星と心の在り方の情報を発信。 星読み師としての活動のテーマは、「生きづらさを抱えている人が心軽やかに生きていくためのヒントを届けること」。
2018年より「人の心に希望の光を灯す星読みができる人を増やすこと」を目標に掲げ、西洋占星術プロ養成講座を六期まで開講。2021年からはオンライン中心の活動へシフトし、オンライン講座をリリース。
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物事の判断基準は、体感的に「いい感じ」がするかどうか(月おうしなので笑)。 人生のモットーは「幸せやったらええねん」。 重度のねこ中毒。癒しはねこ吸引(特にほっぺたとお腹が好き)。