水星逆行とは。(2019年7月更新)

水星逆行とは。(2019年7月更新)

 

文字通り“水星”が逆行している状態のことを
「水星逆行」というのですが、
これはあくまで地球からの見かけ上のお話です。

実際のところは、
水星が太陽の周りを逆行することはありません。

けれど、
水星と地球との位置関係によって
地球からは水星が
いつもと逆方向に進んでいるように見える

それが「水星逆行」です。

 

身近な例でたとえると、
自分が電車に乗っているときに
その線路に並行して自動車が走っていたら、
電車よりも速度の遅い自動車は
逆走しているように見えますよね?

でも、
自動車は電車より進む速度が遅いだけで
ちゃんと前に進んでいます。

 

水星逆行が起こるときは
この電車と自動車の関係性に近いことが
地球と水星の間で起こっているため、
あたかも水星が軌道を逆走しているように見えるのです。

 

memo

「逆行するのは水星だけですか?」とよく尋ねられるのですが、
占星術で取り扱う主要な10惑星のうち、太陽と月以外の星、
つまり、水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星はすべて逆行します。
なぜ水星逆行だけメジャーなのかというと、年に3回と頻繁に起こるからです。
詳しくは、以下。

 

 

1.水星逆行の起こる頻度

 

水星逆行は約4か月に1回、
年に3回ほどの頻度で起こります。
1回の水星逆行期間は、約3週間ほど。

上に「地球と水星の位置関係によって水星逆行が起こる」と書きましたが、
水星が太陽(※)と同じ星座となるとき(たまに次の星座に入ることもありますが)
水星逆行が起こります。
※占星術でいうところの太陽は、本来は地球のことです。

ちなみに、
金星は584日毎、火星は約2年毎に1回、逆行が起こり、
(2016年は4/17~6/30まで火星の逆行があります)
木星以遠の天体になると、
年に1回、100~160日ほどの長期間、逆行します。

 

2.水星逆行中に起こりやすいこと

 

地球からの見た目のお話であったとしても
水星が逆行を始めると、
地球に住む私たちはこの水星の動きに共鳴し、
いろいろな反応が現実的な事象として出てくることがあります。

一般的に
水星逆行中に起こりやすいといわれていることを
以下にざざっとまとめておきます。

  • コミュニケーションがスムーズに進みにくくなる
    (話がかみ合わない、勘違いする、誤解する/される、
    言いたいことがうまく言葉にできない、話が支離滅裂になる)
  • 体調が悪くなる、ぼんやりする、やる気がなくなる
    (特に水星逆行の始めと終わり前後一週間くらい)
  • 集中力が落ちる、考えがうまくまとまらない。
    その結果、思わぬ勘違いやミスをしてしまうことも
  • 電話やメール、ネットなど通信系のトラブルが発生しやすい
    (なぜか連絡がつかない、遅延、メール不着なども多いです)
  • パソコン、電化製品、電子機器などのトラブルが起こる
    (いきなり壊れるという話もよくあります。
    怪しいなーというときは、PCのデータのバックアップは取っておくこと)
  • 交通機関などのダイヤの乱れが発生しやすい
    (特に水星逆行の始めと終わり。異常気象によることも多いような…)
  • 仕事ややりたいことなど計画していることが予定通りに進まなくなる
    (逆行中は物事の進みが遅くなり、停滞感を感じやすいです)
  • 以前、考えていたことや決めたことをもう一度見直す流れがやってくる
  • やらずに放置していたことを再度、取り組むチャンスがやってくる
  • ご無沙汰している人、懐かしい人から連絡が来る、あるいは、バッタリ再会する
    (ふとこちらから連絡を取りたくなることも)
  • 昔の良かったころを懐かしく思う。あるいは、昔のことを思い出して後悔する

 

この他、
水星逆行中は
金融相場が不安定になりやすいようです。
(この辺りは私は専門ではないので詳しくは分かりません)

 

また、
水星逆行期間の始まりと終わりの前後1週間は、
水星が動きを転じるために、水星の動きが遅くなります。

星の動きが遅くなる、
イコール、星のコンディションが不安定になる、と
解釈することができるので、
水星逆行期間が始まる前の1週間、
および、終わった後の1週間くらいは、
上に書いたようなことが起こる可能性がありますので、
少し意識しておかれるといいかもしれません。
(特に水星逆行開始前に反応される方は多いです)

 

 

もしかすると、
「なぜ水星が逆行すると
上記のようなことが起こりやすくなるのか」が
気になられた方もいらっしゃいますでしょうか。

 

星が逆行する、ということは、
時間が逆戻りをする、
通常とは違う動きをする、
スムーズに進まない、ということです。

このため、
水星という星が管轄している分野において
物事がスムーズに進まなくなったり、
トラブルが起こりやすかったり、
何かしら不安定な状態になるのです。

 

では、
水星が管轄していることは何か、というと、
以下の通り。

・コミュニケーションや言語能力
・知性や思考
・仕事の能力
・商売
・交通や通信、電子機器
・神経系や体調

つまり、
水星が逆行すると
これらの動きがスムーズに行かなくなったり、
トラブルが起こりやすくなるため、
上記でお伝えしたようなことが
起こる可能性が高くなるのです。

 

とはいえ、
決して水星逆行は、
「悪い時期」や「嫌な時期」ではありません。

水星に限らず、星が逆行しているときは、
その星が管轄している分野において
時間が逆行しているような状態になるということなので、

過去にさかのぼって、
見直すべきところを見直し、
必要があれば修正したり、やり直したり、
ときに過去に取りこぼしたものを拾ったり…

ということをするのに最適な時期となります。

 

なので、
水星逆行は、
【振り返り/見直しの期間】と思っていただいて、
前向きな気持ちでお過ごしいただければ、と思います!

(水星逆行はイヤなことが起こる!と思っていると、
    もしかすると水星逆行に関係なくその思い込みで
本当に嫌なことを現実化してしまうかもしれません。

 泣いても笑っても水星逆行は年3回はやってきますから、
どうせなら楽しく過ごしましょー!)

 

3.水星逆行中の注意事項

 

あくまでこれは
私の個人的な体感として、ですが。

 

水星逆行中に急に「こうしよう!」と思いついて
新たに始めたことや新たに決断したことは、
水星逆行が明けた後、
やり直し/仕切り直しをすることになったり、
想定外のデメリットが露呈したり、
やっぱり違うかも…と思ってキャンセルすることがあります。

もちろん、
まったく問題ないこともあるので
絶対に水星逆行中に新しいことを始めてはいけません!とか
新しいことを決めてはいけません!というワケではありません。

 

けれど、
自分の決断が好ましくない結果となったとき、
クヨクヨと悩んでしまいがちな方や
後悔を引きずるタイプの方は、
可能であれば、答えを出すのは
水星逆行終了後まで保留にしておくことをオススメします。

というのも、
「水星逆行中に始めたからこうなった」とか
「水星逆行中に決めたからこうなった」と
思ってしまうから、なんですよね。

だったら、
あらかじめそう思うリスクは、
回避しておいた方が平和的だと思いませんか?

 

でも、
水星逆行が始まる前から
始めたいな、やりたいな、と思っていることを
水星逆行中に始めることは問題ありません。

むしろ
「いかにも水星逆行らしい行動」とも言えますので、
この辺りは心のおもむくままにいきましょう。
(私自身はあまり気にしていません。
ちなみにこのサイト立ち上げも思いっきり逆行中でしたが、
2016年1月から3年、問題なく継続できています)

あとは、
水星逆行前に迷っていたことを
水星逆行中に
「やっぱりこれでいい!」と納得できたことがあれば、
その感覚を信じましょう。

 

【関連記事】
・水星逆行中に○○しない方がいい?

 

 

4.【参考】私の水星逆行期間の過ごし方

 

私自身、
年々、水星逆行期間ということをあまり意識せず
いつも通りに過ごすことが増えているのですが、
それでも私が実際に気をつけていることを以下にまとめてみました。
よかったらご参考くださいね。

  • 物事がうまく進まないときは焦らない。無理に動かそうとしない。
  • 眠いときは寝る。やる気がでないときは、のんびりする。
  • 仕事等で大切な予定があるときは、いつもよりも気を引き締める
  • 事前に準備をきちんとしておく
  • 早めに行動。ゆとりを持って行動
  • これまでの流れを振り返って、自分の立ち位置を確認
  • これからどうしたいのかを改めて考え直す(水星逆行=準備期間)
  • やろうと思って先送りにしていたことをやる
  • 以前やってみてうまくいかなかったことで気になることは再度トライする
  • これまでに得てきた知識、情報、経験を整理する
  • 読書や勉強にはオススメの時期!過去に勉強したことを復習するのもアリ

 

ちなみに。
水星逆行が始まる前の、
平常通り水星が動いている時期に
頑張りすぎていた、考えすぎていた、
疲れを溜めていた…という場合は、

水星逆行中にぼんやりする、
やる気がなくなる、体調を崩す、というとこが
起こりやすいように思います。

 

水星が
(あくまで見た目の話とはいえ)
過去にさかのぼるということは、
焦って前に進まずに、
ここで少し過去を振り返って
ちゃんと足場を固めておきなさいね、という
水星からのメッセージではないかなーと思うのです。

なので、
水星逆行中に調子が悪いとか、
物事が進まないというときは、
焦らずにゆっくりお過ごしくださいね。

 

5.最後に。

 

いついかなるときも
星は、ただ動いているだけです。

それがいいか、悪いかを判断するのは
人間側の都合です。

出来事も同じく、
ただ、そのように起こっただけ。

人間の意識としては、
出来事に対して反射的に
わっさわっさと感情が波立つこともあるけれど、
その波が収まったあと、
その出来事をどう捉え、どう乗り越え、
どう次に活かしていくかはあなた自身が選べます。

 

水星が逆行している期間をどう過ごすかも
決めることができるのはあなた自身。

水星逆行に対して
強く反応するときも、
なんてことないときもあると思いますが、
そのときのあなたにとって
必要なことしか起こらない、ということを
覚えておいてくださいね。

 

♦おまけ

まっきー

私のイメージとしては、
水星逆行期間はパーキングエリアみたいな感じ。

どこまでやってきたかを振り返って、
ご飯を食べたり、お茶を飲んで一息ついて、
もし眠かったら少し仮眠して、
目的地までの距離や時間を確認して…みたいな。

もちろん、自分がノリノリ(笑)だったら、
水星逆行なんて気にせずビュンビュン前進するといいと思います。
ただ、周りはお休みしている人が多いかもしれないので、
「あれ?」と思うこともあるかもしれませんが。

「水星逆行はこう過ごすべき」という情報に捉われて
“頭”で考えたことだけで判断して過ごすのではなく、
まずは、今、この時期を自分は何をしたいのか、どう過ごしたいのかという
“ハート”の声を感じて、それに素直に従うようにしてみてくださいね~。

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ABOUTこの記事をかいた人

星読み師まっきー(永山まきこ)

2010年より「星読み師」としてプロ活動を開始。 太陽みずがめ・月おうし。大阪在住。
「行動しない」「文句ばっか言う」「自分嫌い」な状態から星読みと心の観察を通して「行動する」「文句を活かす」「自分OK」な状態へと変化させた自身の経験をベースに星と心の情報を発信。 星読み師としての活動のテーマは、「生き辛さを抱えている人が心軽やかに生きていくための具体的で実行しやすいヒントを伝えること」。
2018年より「人の心に希望の光を灯す星読みができる人を増やすこと」を目標に掲げ、定期的に西洋占星術講座を開講。
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物事の判断基準は、おもしろいか、楽しいか、カッコいいか。 人生のモットーは「楽しかったらええねん」(笑)。 重度のねこ中毒。癒しはねこ吸引(ねこのお腹に顔をうずめて匂いを嗅ぐこと)。