2017年10月10日の木星さそり座入りの星読みと、木星てんびん座について少し。

 

2017年10月10日22:19に
木星がさそり座に入り、早5日が経ちました。
いかがお過ごしでしょうか?

「10月の星の動き」でも
木星さそり座入りについて触れましたが、
もう少し私なりの雑感を書いておこうかなーと思いましたので、
もしよろしければ、お付き合いくださいませ(*^-^*)

 

***

 

木星が滞在しているサインから
その年にどんなことが流行るのかを
占うことができる、といわれていますが、

木星がてんびん座に入った
2016年9月9日からこの1年で
いかにも「木星てんびん座っぽい!」と私が思ったのは、

【SNS映え/インスタ映え】
【インスタジェニック】

というワード。

 

人からどう見られるか、を意識して、
自分自身の立ち振る舞いを決める。

これはまさしくてんびん座らしい行動ですし、
てんびん座は全体のバランス美・見て美しいものを
大切にするサインですから、

SNS映え/インスタ映え/インスタジェニック

なんて言葉が流行ったのも
納得だなーと私個人的には思っています。

 

また、木星てんびん座シーズン中は、
やぎ座の冥王星、おひつじ座の天王星が
ハードな関わり方をする時期があったので、

リア充感をアピールしたくなったり、
「いいね!」をたくさんほしい!!という
社会的な承認欲求が刺激されたり、
(これは冥王星やぎ座っぽい)

次々に新しいものを見つけて
写真に収めてSNSにアップしていきたい!という思いも
(これは天王星おひつじ座っぽい)
強まりやすかったのかなーと思ったりもしています。

 

***

 

では、
さそり座が木星に入ると、
どんなことが流行りそうなのか?

 

さそり座はてんびん座のようにオープンなサインではなく、
ギュギュっと濃縮、クローズドなサインです。

イメージでいえば、
てんびん座は、草原を自由に駆け巡る風。

さそり座は、底の深ーーい湖。
もしかしたらそこには
ネッシーが生息しているかもしれない・・・
そんな謎に包まれた湖です。

 

木星がてんびん座にあるときは、
人との関係はオープンな形になりやすかったのですが、

木星がさそり座に入ると
人との関係がギュギュっと濃く深く、なりやすいです。
秘密の関係、という場合もあり得ます。

 

なので、
てんびん座の木星が作り上げた
SNS映え/インスタ映えという文化は
この先も一部、残っていくだろうとは思いますが、

木星がさそり座に入って
社会的に好意的に受け止められやすいのは、
誰でもOK!という形ではなく、
関わる人たちをもう少し厳選して、
その人たちとの密な交流を楽しむ形になっていくでしょう。

 

また、”映え”を気にしたり、
人からどう見られるかを意識することに
もう疲れちゃった・・・という流れも出てきていそうなので、

一般的なウケよりは、
一部の人に熱狂的に愛されるマニアックさとか、
ちょっとギョッとされるようなものとか、
そういうこと/ものが流行ることもあるのかなーと思います。

 

あと、このさそり座の木星は、
今、うお座にある海王星と協調的な形(120)となるため、

もうすでにスピリチュアルな考え方・視点は
社会的にそこそこ抵抗なく受け入れられつつあると思うのですが、
(ananやsweetなんてメジャーな女性誌で
「引き寄せの法則」が特集される時代ですしね!

この流れがさらに加速していくような気もします。

 

心のこと、目に見えない世界のこと、魂のこと。
自分とは関係のないこと、とか、
あくまでファンタジーの世界のこと、ではなく、
より身近な、ごくフツーのものとして
受け入れられていくのかもしれませんね。

 

***

 

この他、木星がさそり座にある時期に
意識しておくと良さそうだなーと私が思うことを
以下にざーーーっと箇条書きでまとめておきます。

 

  • 自分ひとりの力でどうにかしようとするのではなく、
    必要に応じて人の力を借りてみる。
    さそり座は、ひとりで深めるということも大切にしますが、
    自分に足りないものを人から受け取ったり、
    人からのサポートを受けることによって
    自分を大きく成長させる力を持つサインです。
    なので、「もう無理だ」と思うことがあれば、
    ぜひ誰かに助けを求めてください。

 

  • 大切な人、信頼できる人との心の交流を深める。
    ありのままの、丸裸な自分をその人に見せてみてください。
    心をオープンにすることは恐怖心を伴いますし、
    お互いに心をオープンにすれば、
    見たくないところを見せ合うこともあるかもしれません。
    でも、完璧な人、は、いない、のです。
    誰の中にも光と影があり、天使と悪魔のような側面があるもの。
    相手の否定的な側面を受け入れることは、
    自分の否定的な側面を受け入れることにもつながり、
    それを乗り越えて結ばれた絆は、揺るぎないものとなります。

 

  • ほしいものを手に入れることに徹底的にこだわる。
    さそり座は「執念深い」といわれたりしますが、
    これはさそり座の資質をネガティブな視点で捉えたものです。
    さそり座は強烈な集中力と探求心、粘り強さを持っています。
    木星がさそり座にあると、
    いい意味での「あきらめの悪さ」を保護してくれるハズ。
    自分の心が求めるものに忠実に。

 

  • 欲の暴走に気を付ける。
    これは人間の中にあるありとあらゆる欲、に関してです。
    ほどほどの欲は、生きる活力となります。
    でも、これが行き過ぎると、苦しみを生みます。
    ときに生活基盤や人間関係を破たんさせることもあります。
    もっと!もっと!もっと!という思いが出てきたとき、
    少し立ち止まって、
    「本当にそれを求めているのか?」
    「それを得ることで自分の何を満たしたいのか?」ということを
    自分に尋ねてみてくださいね。
    (暴走した欲の背景には、不安や怖れが隠れていることがよくあります)

 

***

 

もしかすると上に書いたようなことを
すでに実感されている方もいらっしゃるでしょうか。

木星がさそり座にある期間は1年。

この間、木星はそのときどきで
私たちにいろんなことを教えてくれますが、
基本的なポイントとしては上記のような感じかなーと思います。

 

思ったよりも長くなったので(いつものことですが・汗)
別記事にて、
木星さそり座の影響を受けやすいサイン一覧をまとめておきますので、
こちらも合わせてご参考いただければ幸いです。

2017年10月10日~2018年11月8日までさそり座木星の影響を受けやすい方

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ABOUTこの記事をかいた人

2010年より「星読み師」としてプロ活動を開始。 太陽みずがめ・月おうし。ASCふたご座。大阪出身。
「自分嫌い」「超ネガティブで卑屈」「生きるのつらい」という状態から、星読みと心の観察を通して「自分OK」「ゆるゆる前向き」「生きるの楽しい」な状態へと変化させた自身の経験をベースに、星と心の在り方の情報を発信。 星読み師としての活動のテーマは、「生きづらさを抱えている人が心軽やかに生きていくためのヒントを届けること」。
2018年より「人の心に希望の光を灯す星読みができる人を増やすこと」を目標に掲げ、西洋占星術プロ養成講座を六期まで開講。2021年からはオンライン中心の活動へシフトし、オンライン講座をリリース。
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物事の判断基準は、体感的に「いい感じ」がするかどうか(月おうしなので笑)。 人生のモットーは「幸せやったらええねん」。 重度のねこ中毒。癒しはねこ吸引(特にほっぺたとお腹が好き)。