2018年3月の星の動き

 

2018年も3か月目。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

冬の間は弱々しかった太陽の光も
少しずつ強さを取り戻して
すっかり春めいてきて。

1年のうちで
この季節が一番好きなので、
ひとりで浮足立っています。(笑)

 

それでは、
3月の星の動きと雑感をお届けいたします。
ここでお伝えすることが
少しでもあなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

★3月の星の動きまとめ

 

3/2(金)9:51 満月@おとめ座11度
3/6(火)16:31 水星がおひつじ座入り
3/7(水)8:43 金星がおひつじ座入り
3/9(金)13:12 木星の逆行開始@さそり座23度(~7/11)
3/9(金)20:20 下弦の月@いて座18度
3/17(土)22:12 新月@うお座26度
3/18(日)1:42 火星がやぎ座入り
3/21(水)1:15 太陽がおひつじ座入り@春分の日
3/23(金)9:05 水星の逆行開始@おひつじ座16度(~4/15まで)
3/25(日)0:35 上弦の月@かに座3度
3/31(土)13:53 金星がおうし座入り
3/31(土)21:37 満月@てんびん座10度

 

今月は、先月に比べ
星の動きがかなりにぎやかです。

冬の間に内に溜めていたものが
どんどん表に出てくるような、
そんな雰囲気があります。

いやあ、春ですね。
芽吹きですね!(嬉々)

 

今月の主な星の動きとしては、、、

3/6・7の水星と金星のおひつじ座入り、
3/17の新月、3/18の火星やぎ座入り、
3/21の太陽おひつじ座入り(=春分)・・・と、
ひとつの流れが次の流れを生み、
動きがどんどん連鎖するピタゴラスイッチのように
物事が展開していきそうです。

活動的で勢いがあるおひつじ座に
天体が入る今月は、
先月よりも流れが加速しそう。

 

ただ、今月は3/23から水星逆行が始まり、
太陽と土星、火星と土星が重なるため、
3月下旬は動きがやや停滞する可能性があります。
が、詳しくはまた下記にて。

 

 

それでは、いつも通り
上旬・中旬・下旬の3つの時期に分けて
私の雑感をお伝えしていきます。

 

 

 

3月上旬について(3/1~10)

 

 

3/9の下弦の月までの流れは、
こないだの満月の月読みで書いたので
そちらもあわせてご参考いただければ、と思いますが、
プラスアルファで解説を。

 

3/6・7に水星・金星がおひつじ座に入ると、
曖昧にしていたことや迷いを感じていたことを
スパン!と吹っ切ることができるだろうと思います。

いい意味であきらめがつく、というか。
ぐずぐず言ってても仕方がない、と思えるというか。

腹を括って、力強い一歩を踏み出せそうです。

 

でも、その一方で、
葛藤の可能性もはらんでいて。。。

まぁ、星の動きなんて
いつだって一筋縄でいかないもので、
相反する流れが同時に存在しているなんてよくあること。

私も日々の星を読みながら
「結局、どっちやねーん!」とツッコむことも多いです。(笑)
(私の答え:進みながら葛藤する。葛藤しながら進む。
白か黒、だけじゃないのが星の世界)

 

で。
この葛藤の可能性は、
満月の月読みで書いた
片足はおひつじ、片足はうおにツッコんでいるという
綱引き状態からも予想できますし、

もうひとつは、
3/7から水星が土星の影響(90)
受けることからも予想できます。

ちなみに、
水星と土星は、
常識や当たり前、固定概念が
葛藤を引き起こす原因。
自分の直感や本音とぶつかり合います。

 

では、
この葛藤から脱出するポイントは、
何か、というと、

【白か黒か、AかBか、という二択に囚われないこと】。

 

同じ土俵の上でぶつかり合う平面的な葛藤の突破口は、
「どちらを選ぶか」ではなく「二択を超えた選択肢」。
三次元的な視点を取り入れること。

そのため最終的には、
「どちらも選ばない」ことになるかもしれませんし、
「どちらも選ぶ」ことになるかもしれませんが。

 

もし葛藤の突破口が分からない場合は、
「しばらく放置して様子を見る」というのも
ひとつの手です。

こんがらがった糸を
意地になって解こうとすると、
どんどん結び目がきつくなるけど、
自然の流れに任せて放置すると
いつの間にか少し結び目がゆるんでいた。
・・・なんてこともありますからね。

 

 

3月中旬について(3/11~20)

 

3/11に、
おひつじ座水星とやぎ座土星が90度、
3/13に、
おひつじ座金星とやぎ座土星が90度の位置関係になります。

 

これは上で書いたように
葛藤を引き起こす可能性がある配置。

自分の思いや考えと
常識や当たり前、固定概念がぶつかり合い、
心理的ストレスが高まることもあるでしょう。

この他、
悲観的になったり、
自分の考えよりも
周りの人の考えの方が正しいような気がして、
弱気になってしまうこともあるかもしれません。

 

でも、やぎ座の土星は、
地に足が着きにくいおひつじ座の水星・金星に
“現実的な視点”をもたらしてくれるので、
そういう意味ではとても建設的です。
(だからこそ、葛藤するのだけど)

 

ともすると、
おひつじ座の水星・金星は、
常識の枠組みから簡単にはみ出します。

それが、おひつじ座の個性であり、
強みでもあるのですが、
あまりにはみ出しすぎると、
周りから叩かれたり、
思いつきや衝動に振り回されて
何ひとつとして形にできなかったり・・・と、
生き辛さを抱えてしまうことがあるのです。

 

そこでやぎ座の土星は、
おひつじ座のはみ出しっぷりを
ある程度の社会の枠に収まるように形を整え
(それでもはみ出しますが・笑)
ちょうどいい落としどころを見つけることを助けてくれます。

正直、おひつじ座にとってやぎ座土星は、
うっとおしい存在ではあります。
でも、社会の中で地に足を着けて生きていくためには、
とても大切なことを教えてくれる存在でもあるのです。

だからこそ、
3/11~13前後で抱える葛藤は、
建設的かつ有意義なものになるだろう、と
私は読んでいます。

 

 

3/18には、
火星がやぎ座に入り、
やぎ座にはこの火星を含め
冥王星・土星と3つの天体が滞在します。

やぎ座は、
「今、ここ」で
物事を着実に現実化していくことを大切にするサイン。
このため、“目の前にある現実”を無視して
突き進むことが難しくなりそうです。

この流れには、
3/17のサビアンシンボルうお座27度
「収穫の月」で起こる新月も大いに関係してきます。
(新月なのに「収穫の月」=満月、というのがおもしろい。
今、目の前の現実、つまり、今、手にしている実りを見つめ、
そこからまた新しく始めていく流れになるわけです)

 

私たちは、
目の前の現実をしっかりと見ることなく、
生きていることがよくあります。

たとえば、
文句や不満を言いながら、
あるいは、不安を抱えたり、
不幸でかわいそうな“被害者”になって生きているとき、
私たちは現実から目をそらしています。

自分の頭の中にいるイメージに
逃げ込んでしまっているのです。

 

でも、現実から目を背けようが何しようが、
多くの場合、
目の前にある現実を“現実化”したのは「自分自身」。

だから、そのことに気付かせようと
その現実はずっと自分の後をついてくる。
私たちがしっかりと目を向けるまで。

 

新月、そして、火星がやぎ座に入る
3/17~18前後には、
「目の前にある現実を“現実化”したのは、
紛れもない自分自身だ」という自覚を促すような流れが
生まれてくるだろうと思います。

 

もちろん、
ときに思いもよらない理不尽な現実が起きることもあるので、
すべて「自分自身」の手で現実化したのだ、と言い切ってしまうことは、
とてもとても厳しい言い方だということは承知しています。

また、物事が現実化するのは、
100%自分の力だけでなされているのではなく、
いろんな要素が絡み合っている、と私は思っています。

それでもやはり
無自覚な深い意識の中に
その出来事を現実化するー要素が
自分の中にあったことに気付きなさい、と
星は言うんですよね。

(特に3/17のうお座の新月は・・・!ああ、厳しい。)

 

でも、ここで星は
「こんなことが起こったのは、私のせいなんだ」と
自分を責めることを求めているわけではありません。

【今までも自分で現実化したんだから、
未来も自分の手で作っていくことができる】ということを
教えてくれているのです。

 

そして、
この【未来も自分の手で作っていくことができる】という気付きは、
3/21の春分の日から始まる新しい流れを
今までよりも高いステージへと引き上げ、
この先、あなたに新しい現実を見せてくれるのだろうと思います。

 

 

3月下旬について(3/21~31)

 

上旬・中旬・下旬の中で、
今月は下旬が一番、星の動きがにぎやかです。

 

まず、3/21に春分の日を迎えます。

そして、3/23からの水星逆行が始まり、
3/23~3/29頃までは太陽と土星が90度、
3/23~4/3頃までは火星と土星がピタリと重なります。

 

春分の日に太陽がおひつじ座に入ると、
ここから1年間かけて
太陽が12サインを巡る新しいサイクルが始まるため、
思いっきり前に進んでいきたい!という気持ちが高まりそうですが、
3/23からの水星の逆行開始と土星絡みの星の配置により
思考や行動がついてこないかもしれません。

進みたい。
けど、思考がクリアにならない。
自分の思いに確信が持てない。
最初の一歩が踏み出せない。
・・・というように。

石橋を叩いて壊しそうな勢いの
過剰な慎重さが顔を出すこともあるでしょう。

 

でも、
ここはががむしゃらに前に進むことを目指すのではなく、
じっくり慎重に足場を固めていくのがオススメです。

なぜなら、そんな星の配置になっているから!(笑)

 

いついかなるときも
星の動きに間違いはありません。

ということは、
その星の共鳴して日々生きている
私たちの反応にも間違いはないのです。

 

なので、この時期、
もし停滞感を感じたら、
勢いよく進みたい自分の気持ちをなだめて、
「今は、足場を固めてじっくり進む時期だ」と
思うようにしてみてください。

そうすると停滞感に対する苛立ちや焦りは
スーッと引いていくと思います。

 

 

最後にもうひとつ。

3月下旬は、
金星を取り巻く動きもにぎやかで、
3/24に金星と冥王星が90度、
3/29に金星と天王星が180度となります。

金星に冥王星と天王星が関わると、
対人関係やパートナーシップにまつわることで
変化が起こりやすくなります。

人と人の関係性の中での変化と言えば、
出会い、別れ、関係性のアップグレードorダウングレード。
距離が近づき親密度が増す。距離が離れ疎遠になる。など。

 

金星にまつわる現実的な事象は、
水星逆行中に起こるために
すれ違いや勘違い、誤解などがきっかけとなることも
あるかもしれません。

なので、
相手の話は最後までしっかりと聞くこと、
相手の意図を理解するよう努めること、
「相手は分かっているはず」を前提に
会話を進めていかないこと、
わからないことは相手に確認をすること、など
意識するようにしましょう。

 

どんなことが起こったとしても
私は「必然のこと」と思っていますが、
あらかじめコミュニケーション要注意な時期!と分かっているのなら、
厄介なトラブルにならないように
できる範囲で予防をしておくことも大切だな、とも思っています。

もしそれでもトラブルが起こったとしたら、仕方ない。
潔くあきらめて、
自分のプラスになるよう前向きに対処していきましょう!
(ベタですが「ピンチはチャンス」なのです)

 

ということで、
3月下旬は、
過度に焦らないことと
丁寧なコミュニケーションを心がけること、を
意識してお過ごしいただければなーと思います。

 

—————

今月の星の動きは、以上です。

かなりの長文となりましたが
(ほぼ5,000文字!汗…)
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

 

この1か月が
あなたにとって実り多き時間となりますように。

それでは、今月もどうぞよろしくお願いいたします。

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2 件のコメント

  • そうなんですよねー。
    自分が分かってるから、
    相手も分かってるだろうと思っちゃうんですが、
    お互いの前提は、全然違うもんだったりするんですよね。
    ひとつの言葉でもお互い理解しているニュアンスが違ったりしますし。

    私も日々、気を付けなければ―と思っています。

  • たしかに!
    コミュニケーションのズレは、相手がわかってるという思い込みから起こることが多いです^^;
    反省!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    2010年より「星読み師」としてプロ活動を開始。 太陽みずがめ・月おうし。ASCふたご座。大阪出身。
    「自分嫌い」「超ネガティブで卑屈」「生きるのつらい」という状態から、星読みと心の観察を通して「自分OK」「ゆるゆる前向き」「生きるの楽しい」な状態へと変化させた自身の経験をベースに、星と心の在り方の情報を発信。 星読み師としての活動のテーマは、「生きづらさを抱えている人が心軽やかに生きていくためのヒントを届けること」。
    2018年より「人の心に希望の光を灯す星読みができる人を増やすこと」を目標に掲げ、西洋占星術プロ養成講座を六期まで開講。2021年からはオンライン中心の活動へシフトし、オンライン講座をリリース。
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    物事の判断基準は、体感的に「いい感じ」がするかどうか(月おうしなので笑)。 人生のモットーは「幸せやったらええねん」。 重度のねこ中毒。癒しはねこ吸引(特にほっぺたとお腹が好き)。