みんなでダメを愛でる、うお座上弦の月。 ー 2018/12/15(土)うお座上弦の月の星読み雑感

 

おはようございます、星読み師まっきーです。
2018/12/15(土)うお座上弦の月の星読み雑感をお届けします。
今日はちょっと長めです。(2,500文字ほど)

※「今日の星読み雑感」について
※海外在住の方へ。-「今日の星読み雑感」活用法

 

1.12/15(土)のホロスコープと月情報

 

  • 今日の月:うお座
  • 今日の月のこよみ:上弦の月@20:49(うお座23度)
  • 月のボイドタイム:20:49~12/16(日)9:44
    ※月のボイドタイムとは?

 

※上弦の月の図@20:49(東京)、プラシーダスシステムで算出。

 

2.今日の星の動きメモ


※@時間について。
角度を書いている場合は、天体が正確なアスペクトを取るタイミング、
天体のサイン移動は、次のサインに移る時間を書いています。

@1:34
月と海王星が0度
@11:18
月と火星が0度
@14:04
月と冥王星が60度
@20:49
月と太陽が90度(=上弦の月)

今日の夜20:49に
うお座23度にて上弦の月を迎えます。

この上弦の月の月読みは、
下記ぽつり。にてお伝えします。
が、その前に。

上弦の月を迎えるまでに
今日の月と星が示す
心模様についてお話を。

 

えーと。
昨日12/14の星の動きメモのところでお伝えしたように
月と海王星・火星の関係性は、
直感力・想像力が働きやすいです。

そのため、現実的なことに対する注意力が
散漫になりやすいので気をつけて。

大雑把なゆるーい感覚で
物事を進めないように。

冷静に、細部まで丁寧に、を
心掛けましょう。

 

でも、もし万が一、
うっかりミスをやらかしたら、
「失敗は成長の母」ってことで。

今後の自分の糧としてくださいね。

 

また、今日の配置は、
焦りの気持ちを刺激する可能性があります。

誰かと自分を比較して
「負けてる」とか
「遅れを取っている」と思ったら
なおのこと
「もっと頑張らねば」
「早くしなければ」と焦りの気持ちが増幅することも。

 

もしここで焦ることによって
自分のやる気が刺激されるなら
焦りを感じることにメリットはあります。

でも、空回りするのであれば、
ちょっと立ち止まって
「ここであの人と自分を比較することは
私の幸せにつながるのだろうか」と
考えてみてください。

たぶん、つながらない、はず。

 

それでもなお
誰かと自分を比較してしまうのなら。

その比較は、

カイワレ大根は育つのが早くて、
大根が育つのが遅い。

と言っているようなものだと思ってください。

 

(余談ですが、カイワレ大根をそのまま育てると
大根になるけど、スーパーで売ってるみたいな
立派な大根にはならないんですね。今日の雑学・笑)

 

さて。
この比較に一体、何の意味があるのでしょう。

そもそも違うものなのに、
育つのが遅いからって
大根がカイワレ大根に劣等感を持つ?

時間をかけても
立派な大根になれないカイワレ大根が
大根に劣等感を持つ・・・?

え?
何それ。
どっちもどっちでいいのに。

・・・みたいなことを
私たちは誰かと自分を比較するときに
やっているのです。
(冷静に見れば、かなりトンチンカン)

 

それでも、それでも。
やっぱり人と自分を比較しちゃう!
というときは、

自分に自信が足りないときです。
理想があるけど、
それが実現できなくて落胆しているときです。

だから、
「ああ、そっか。今、自信がないんだな」
「ああ、私は理想を実現できないと思っているんだ」と
気付いてください。

今日のところは
これだけでオッケー。
何もしなくていいです。

 

でも、もしどうしても
何かしたいと思われるなら
「大丈夫だよ」
「理想は実現できるよ!」と
お気楽な感じで自分を励ましてあげてください。
根拠なく。無責任に。(笑)

何が大丈夫なんだよ!
どうやって実現するんだよ!という
頭からのツッコミは華麗にスルーで、
ごちゃごちゃ考えずにいきましょー!

 

 

3.今日のぽつり。
― みんなでダメを愛でる、うお座上弦の月。

 

改めまして。
今日の20:49。
うお座23度にて上弦の月を迎えます。

 

今日の上弦の月のサビアンシンボルは、
太陽がいて座24度
「家のドアにとまっている青い鳥」。
月はうお座24度
「人の住んでいる島」です。

これらに共通しているのは、
「開かれた姿勢」。

昨日のぽつり。で書いた
「柔軟性」ともちょっと似通ったテーマですね。

 

じゃあ、今日の上弦の月の日。
意識すると良さそうなことは何かというと、
「流れに身をゆだねましょ」ってこと。

ちょっとだけアホになってみる。
・・・でもいいかもしれません。(笑)

 

賢くあろうとしない。
というか、
賢くなくていい。

「あの人、ちょっと頭、悪いのかな」と
思われたっていいじゃないですか。

デキる人って思われなくてもいいし、
すごい人って思われなくてもいい。

 

あなた自身、
そこそこ賢いなと思うところもあるでしょう。
でも、正直、アホなところ、あるでしょう?

デキない、使えない人間なところあるでしょう?
ちっともすごくない、
しょーもないところもあるでしょう?

 

この、アホなところ、デキないところ、
しょーもないところ、ダサいところ、などなど
そういう自分の情けないところを
隠そうとするから、辛いんですよ。

別にわざわざ見せなくてもいいけど、
見えちゃったら、見えちゃったで仕方なくない?

まぎれもない事実なんだから。

いいの、いいの。
完璧じゃなくて。

 

実はね、
この「私は完璧な人間ではない」という
どっしりとしたフラットな自覚が
開いた姿勢を作るんです。

そして、
流れに身を委ねることもできるんです。

 

やっぱり自分一人では
どうにもならないことってあるんですよ。

だから、足りないところは
人に手伝ってもらって足せばいい。

それでもどうにもならないことは
自然の流れに任せて
流れが導くままにゆだねてみればいい。

 

ゆるーくゆるーく、オープンに。

 

ということで、
今日の上弦の月。
ギュッと閉じそうになったときは、
あえて、ゆるっと、ふわっと開いてみてください。

海にプカプカ浮くような気持ちで
流れに身をゆだねてみましょう。

 

そして、もう一つ。

お互いの良いところを褒め合うのもいいけど、
お互いのダメなところも
「わはは、そーゆーところダメだよねー」
と笑い合える世界になったら
なんか、幸せそうだなーって思いませんか?

ダメを責めずに、ダメを愛でる。

もしよかったら
あなたから始めてみてください。
歳末ダメ愛で活動を。(笑)
(ダメめでかつどう。ちょっと言いにくい・笑)

やさしく温かな世界は、
あなたから創っていくことができるのです。

 

***

それでは、今日も1日、目の前の時間を楽しんで!

 

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3 件のコメント

  • 理想を実感したのは、9~10月くらいで、そこからまたもがいてます~。
    この流れに、少々戸惑いつつ、12月になってしまった(/–)/
    時々、学生の頃や周りと比べては、ココロの葛藤に気づいたり、不安があったり。
    理想が現実になってほしい気もするけど、決して100%でもなくて。
    なのに、信じたい気持ちも強くなって、どう受け止めたらいいのか。
    毎日、仕事を黙々・淡々とこなしながら、流れの中に自分がいることに、ありがたく思います。

  • ・・・今日は、てきぱき・ぴりり、の、カイワレ大根ちゃんと、のんびり・ほっくり、の大根ちゃんの姿が、わたしの脳の中で、ずっと仲良く遊んでます♪ 
    お昼の「生活笑百科」のイメージが、そこに乗っかってる感じかも(笑)

    まっきーさん、今日も、楽しいヒントをありがとう☆

  • >カイワレ大根は育つのが早くて、
    大根が育つのが遅い。

    ***

    分かりやすい!(⌒∇⌒)

    「隣の芝生は、青い」「隣の柿は、赤い」。
    自分の家とお隣を比べて、お隣の方が良く見えてしまうのは、昔からあることですね。

    スーパーで、魚とか果物か買うとき、
    こっちよりも、こっちのサンマの方がちょっと太って美味しそうとか、
    こっちよりも、こっちのリンゴの方がちょっと蜜が多く入って甘そうとか、
    比べる必要のあるものは比べてみて、より良い方を選べば、
    同じく費用がかかるなら、良い買い物をした方が、生産的ですよね。

    「比べること」といえば。
    ニッポンのちょっと不思議なところは、「愚妻」とか「愚息」みたいな、
    身内の家族について、同じ身内の家族が、身内じゃない他人に対して、
    「価値を下げてみせる」表現が今でも普通に使われてるところじゃないかなと、普段、感じる場面があります。

    謙虚であることそのものは、美徳のひとつ。
    でも、「謙遜」「へりくだり」っていうのも、度を超すと逆に「不遜」「いやみ」になるし、
    自分で自分のことを言うとき、他人に対して自分の価値を下げてみせる表現を使ってみても、
    誰にも迷惑はかからないけど、自分の家族のことを言うときに、他人に対して自分の家族の価値を下げる表現を使うのは、ちょっとねぇ、と思うし、場合によっては、「百害あって一利なし」なことになっちゃうとも思うのです。

    後者は、特に、親が自分の子どもに対して「比べること」の使い方を正しく教えなかった場合。
    子どもが自分と他人とを比べて、「自分はダメだなぁ」と、ただ、萎縮して元気をなくしてしまうような「比べること」の使い方を学習してしまうと、ほんとに、その子どもの時間とエネルギーがもったいないですね。
    「比べること」を正しく使えれば、その子どもは、もっと生産的に自分の時間とエネルギーを使うことができるのに。

    お父さんという太陽とお母さんという月がいる小さな世界だけじゃなくて、
    その外に、木星というおじさん・おばさんや、天王星というおじいさんとか、いろんな人たちのいるもっと広い世界もあるよ、って、そういう実感を毎日の生活の中で持つことができれば、
    「比べること」ってもっと面白くなるんじゃないかなぁと、そんなことを感じつつ、星読みのお話を楽しませてもらっています☆

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    ABOUTこの記事をかいた人

    2010年より「星読み師」としてプロ活動を開始。 太陽みずがめ・月おうし。ASCふたご座。大阪出身。
    「自分嫌い」「超ネガティブで卑屈」「生きるのつらい」という状態から、星読みと心の観察を通して「自分OK」「ゆるゆる前向き」「生きるの楽しい」な状態へと変化させた自身の経験をベースに、星と心の在り方の情報を発信。 星読み師としての活動のテーマは、「生きづらさを抱えている人が心軽やかに生きていくためのヒントを届けること」。
    2018年より「人の心に希望の光を灯す星読みができる人を増やすこと」を目標に掲げ、西洋占星術プロ養成講座を六期まで開講。2021年からはオンライン中心の活動へシフトし、オンライン講座をリリース。
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    物事の判断基準は、体感的に「いい感じ」がするかどうか(月おうしなので笑)。 人生のモットーは「幸せやったらええねん」。 重度のねこ中毒。癒しはねこ吸引(特にほっぺたとお腹が好き)。