なぜ世の中には、いろんな星読みの情報があるのか。

 

ある日、友達に聞かれました。
「どうして星読みの情報って、
あんなにいろいろあるの?
どれを信じたらいいかがわからないんだけど」と。

 

そういえば、この質問。
講座のときにも
受講生さんからいただくことが
ちょくちょくあるんですよね。

ということは、
きっと他にも同じような疑問を持っている方も
いらっしゃるはず。
(上記質問をしてくれたときに一緒だった
他の友達も「そうそう!わかんないよね!」と言っていたし)

 

ということで。

この記事では、
「なぜ世の中には、
いろんな星読みの情報があるのか」という疑問について
私なりにお答えしていきたいと思います。

(記事の公開日、間違えた・・・。
本当は3/9なんです。いえ、別にいつでもいいんですけどね。
記事の日付を修正したらURLも変わるので間違えたままいきます)

 

 

1.「星を読む」とは具体的に何をしているのか

 

まず、星を読む、とは、
具体的に何をしているのか、ということについて
お話しましょう。

 

私たちのような星の読み手が
星を読むとき、
下図のような「ホロスコープ」と呼ばれる
とある瞬間の太陽系の星の配置を
図式化したものから
西洋占星術で体系化されたルールに則って
・今がどんな時期なのか
・どんなことが起こりそうか
等を読み解いています。

ちなみに、
個人を占うときには、
その人が生まれた瞬間のホロスコープから
どんな性格なのか、
どんなことが好きで、
どんな思考や行動パターンを持っているのか、等を
読み解いていきます。

 

たとえるなら、
「星を読む」という作業は、
ホロスコープに記されている
太陽系の星たちが発する言葉を
私たち地球人が理解できる言葉へと翻訳する作業、
「太陽系の星の言葉を地球語へと翻訳する作業」といえます。

なので、
星の読み手は、
霊能力や超能力など特別な能力があるわけではなく、
単に星の言葉の
「翻訳者」「通訳者」なのです。

(もちろん、星を読まれる方の中には、
元々霊的な力やサイキックな力を持っている方もいらっしゃいます。
ですが、特別な能力がなくても
西洋占星術で体系化されたルールさえ学べば誰でも星が読めるようになるのです

 

2.なぜ世の中には、いろんな星読みの情報があるのか

 

では、
なぜ世の中には、
いろんな星読み情報があるのか。

それは
外国語の翻訳本が
翻訳者によって微妙に解釈や表現が異なり、
その文章が作り出す世界観や印象が異なるのと
同じようなもの、だと思ってください。

 

星の情報は、
翻訳者である星の読み手の個性によって
さまざまな形に訳される。

それゆえ
同じタイミング、同じ時期の星の情報でも
いろいろな内容のものが存在するのです。

 

でも、
それにしてもバラエティに富みすぎでは?

そう思われる方も
いらっしゃるかもしれません。

 

なぜそうなるのか、というと、
上でお伝えした通り
星を読むことは、
人智を超えた宇宙の星の言葉を
人間が理解できる地球語へ翻訳する、という
作業をしているから、です。

この翻訳作業には、
読み手自身の人生観や価値観、信念、
社会通念や常識、これまでの人生経験や生き方が強く反映され、
ときに読み手が置かれている現実的な状況や
心理状態まで入り込む。

結果的に、
星への解釈の幅は、
地球語から地球語の翻訳よりも
かなり広くなるのです。

 

私たちは誰ひとりとして
まったく同じ人生観や価値観を持っていません。

共通認識だろうと思われる
社会通念や常識でさえ、
一人ひとりが信じているものは異なります。

だから、
読み手が見ているホロスコープは同じでも、
星の言葉を翻訳した結果は、
星を読む人間の人数分、存在する。

これが、
この世の中に、
いろんな星読みの情報が存在する理由です。

 

3.結局、どの情報を信じればいいの?

 

この世の中に
いろんな星読みの情報が存在する理由は分かった。

じゃあ、
結局、どの情報を信じればいいの?

 

結論から言えば、
「どうぞお好きなものを」です!!

あ、ふざけてません。
投げやりでもありません。
めっちゃ真剣に、そう思ってます。

 

表現を変えるなら、
・ピンと来るもの
・しっくり来るもの
・腹落ちするもの
・納得できるもの
です。

逆に言えば、
・本当かな?
・なんか違う気がする
・違和感がある
と思うような情報は、
スルーしてOK。

 

シンプルに言えばこれだけなのですが、
星読み情報の活用の仕方の解説は、
ちょっと長くなるので、
また別記事でお伝えしたいと思います。

【関連記事】
・自分にとってプラスになる、星読み情報の活用の仕方。

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ABOUTこの記事をかいた人

2010年より「星読み師」としてプロ活動を開始。 太陽みずがめ・月おうし。ASCふたご座。大阪出身。
「自分嫌い」「超ネガティブで卑屈」「生きるのつらい」という状態から、星読みと心の観察を通して「自分OK」「ゆるゆる前向き」「生きるの楽しい」な状態へと変化させた自身の経験をベースに、星と心の在り方の情報を発信。 星読み師としての活動のテーマは、「生きづらさを抱えている人が心軽やかに生きていくためのヒントを届けること」。
2018年より「人の心に希望の光を灯す星読みができる人を増やすこと」を目標に掲げ、西洋占星術プロ養成講座を六期まで開講。2021年からはオンライン中心の活動へシフトし、オンライン講座をリリース。
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物事の判断基準は、体感的に「いい感じ」がするかどうか(月おうしなので笑)。 人生のモットーは「幸せやったらええねん」。 重度のねこ中毒。癒しはねこ吸引(特にほっぺたとお腹が好き)。