【頑張り屋さんなあなたに送る星とココロのストーリー】⑨

 

頑張り屋さんシリーズ、
9回目をお届けします。

 

前回は、
頑張りすぎることを減らしたいのに、減らせないとき。

『ありのままの自分ではダメかもしれない・・・』

そんな思いが心の奥底にあると
苦しくても頑張り続けてしまう、というお話をしてきました。

 

特にこういうパターンに陥りやすいのが
「キリキリ頑張る」タイプの
かに座・おとめ座・てんびん座・さそり座・やぎ座・うお座、なのですが、

それぞれの星座によって
どんな風に
『ありのままの自分ではダメかもしれない』と思っているか、は、
ニュアンスが微妙に異なります。

今日はその各星座が抱える想いのニュアンスの違いを
お伝えしていきます。
(今日はいつもよりも長文になってしまいました。
星の話になると、ついついねー・笑)

 

【これまでのシリーズ】
第1回「頑張りすぎることを“やめる”のではなく、
少しずつ減らしていくこと」
第2回「頑張りすぎる方の特徴。
~あなたはいくつ当てはまりますか?」
第3回「太陽星座から自分の「頑張り」タイプを知る(1)」
第4回「太陽星座から自分の「頑張り」タイプを知る(2)」
第5回「太陽星座から自分の「頑張り」タイプを知る・番外編
~おうし座とみずがめ座の場合」
第6回「頑張りすぎるココロの仕組み。
~【図解】私の中の“二人の私”について」
第7回「頑張りすぎるを減らす具体策
~1日1回、立ち止まること」
第8回「頑張ることを減らしたいのに、減らせない」
~その《理由》と、問題を引き起こす心理背景

 

【今日のテーマ】
「頑張りすぎることを減らしたいのに、減らせない」
~「キリキリ頑張る」タイプの各星座が抱える想い

 

 

「キリキリ頑張る」タイプの
かに座・おとめ座・てんびん座・さそり座・やぎ座・うお座、が
『ありのままの自分』というものを
どういう風に捉えていて、
なぜ頑張りすぎることを止められなくなってしまうのか。

それぞれの星座が抱える切実な想いについて
解説をしていきます。

(その星座に太陽や月、水星、金星、火星を持っていなくても、
「当てはまる!」と思うときは、
きっとその星座のエネルギーと何かしら関係があるはずですので、
自分の関係のない星座もぜひお読みくださいね^^)

 

▼かに座

かに座には、
「人はひとりで生きていけない」
だから「人と心と心でつながっていたい」という思いがあり、
大切に思う人からの愛情や承認を得て、
確かな心のつながりを築き上げることを求めます。

かに座にとっての『ありのままの自分』は、
相手に受け入れてもらえないかもしれない本音や意志を持つ自分。

人とのつながりを求めるかに座は、
自分の本音や意志を抑えて相手に合わせ、
相手に自分の思いや愛情を伝えるため懸命に尽くし、
愛されるため・認められるために頑張り続けるのです。

 

▼おとめ座

おとめ座には、
「完璧な人間になりたい」
「人の役に立つ人間でありたい」
だから「相手の要求に完璧に応えたい」という思いがあり、
自分に欠点や弱点があることや、
ちょっとした失敗に対して
過剰なほど恥ずかしさや情けなさを感じやすい星座です。

なので、
おとめ座にとっての『ありのままの自分』は、
欠点や弱点がある自分であり、
自分が抱える欠点や弱点をゼロにして、
いついかなるときも完全無欠なスーパー人間になるべく
頑張り続けてしまうのです。

 

▼てんびん座

てんびん座には、
「人との関係性や場の調和を保ちたい」
「人が与えてくれる役割に積極的に応えたい」という思いがあり、
常に「自分の立ち振る舞いは本当にこれでいいのか?」
「自分は人からどう見られているのか?」と
他者の視線や場の空気を強く意識する傾向があります。

相手に反射的に合わせてしまうことができる
てんびん座にとっては、
『ありのままの自分』がどんな人間なのかを見失やすいため、
漠然とした不安感を抱えやすく、
相手や周りが望む他人軸の“自分像”に
自分自身を合わせようと懸命に頑張り続けます。

 

▼さそり座

さそり座は、
同じ水の星座のかに座同様に
「人はひとりでは生きていけない」という思いを強く持ち、
かに座以上に
愛する人または自分が関心を持つ対象(仕事や趣味)と
とことんまで深く関わることを求めるため、
すべてを犠牲にして相手または対象に尽くそうとします。

さそり座は、自己変容を求める星座であり、
『ありのままの自分』に対して
(言葉ではうまく説明できない)根本的な不足感や欠乏感を抱えていて、
それを埋めるために人または対象に関わり続けることに
すべてのエネルギーを注ぎ込み、頑張りすぎるのです。

(でも、本当は不足も欠乏もしていなかった、ということを
知るのがさそり座のサブテーマでもあるんですけどね)

 

▼やぎ座

やぎ座は、
「目に見える確かな結果を得たい」
「社会で認められる働きをしたい」という思いがあり、
これらを達成できない自分はダメだ、という
不安や怖れを抱えやすい星座です。

やぎ座にとっての『ありのままの自分』は、
社会的に何も価値のない自分であり、
自分が所属する社会の中で
評価されるに値する肩書やキャリア、業績を手に入れるため
個人的な甘えやわがまま、感情などを無視し、
ストイックに頑張り続けます。

 

▼うお座

12サインの一番最後のうお座は、
“自分”という小さな枠組みを
どんどん壊していこうとする傾向を持つため、
自分と人との境界線が極度にゆるくなりやすく、
てんびん座と同じく
『ありのままの自分』が分からない、と感じやすい星座です。

周りの人のニーズが自分の意識の中に流れ込んでくるため、
「人を助けなければ」
「人に与えなければ」という思いを無意識的に抱えやすく、
人のために頑張り続ける傾向があります。

ただ、うお座は逆に助けられること、与えられることによって
相手を助けたり、与えたりしようとすることもあるので、
ときに「頑張りすぎる」とは真逆の
怠惰にしか見えない方もいらっしゃいますが・・・。
(でも、そうすることでうお座は
相手の助けたい・与えたい欲求を満たそうとしているわけです)

 

・・・と以上、
「キリキリ頑張る」タイプの各星座が抱える想いについて
ざざっとまとめてみました。

 

キリキリ頑張りやすいそれぞれの星座たちの想い、
いかがだったでしょうか?

 

星座(正式には“サイン”と言います)は、
自分の心のクセ・カタチを知るには
とても便利なツールです。

12星座は、
人が生まれてから死ぬまでの意識の成長のストーリーでもあるので、
自分には関係のない星座だったとしても、
人生経験を重ねていくと、
「この星座の想い、わかるーー!」ということもあるものです。

 

ここでお伝えしたことが
少しでもご自身の発見や気付きにつながれば
うれしいなーと思います。

 

それでは、次回は、いよいよ最終回!!

「頑張りすぎることを減らしたいけど、減らせない」ときの
具体的な対策についてお伝えしていきますね。

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ABOUTこの記事をかいた人

2010年より「星読み師」としてプロ活動を開始。 太陽みずがめ・月おうし。ASCふたご座。大阪出身。
「自分嫌い」「超ネガティブで卑屈」「生きるのつらい」という状態から、星読みと心の観察を通して「自分OK」「ゆるゆる前向き」「生きるの楽しい」な状態へと変化させた自身の経験をベースに、星と心の在り方の情報を発信。 星読み師としての活動のテーマは、「生きづらさを抱えている人が心軽やかに生きていくためのヒントを届けること」。
2018年より「人の心に希望の光を灯す星読みができる人を増やすこと」を目標に掲げ、西洋占星術プロ養成講座を六期まで開講。2021年からはオンライン中心の活動へシフトし、オンライン講座をリリース。
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物事の判断基準は、体感的に「いい感じ」がするかどうか(月おうしなので笑)。 人生のモットーは「幸せやったらええねん」。 重度のねこ中毒。癒しはねこ吸引(特にほっぺたとお腹が好き)。